Y.I. | 鍛造分野
Interview
ENDO FORGING
Y.I. 技術系総合職(品質保証)

タイ駐在で挑戦、
世界の自動車を支える鍛造技術

About Work 仕事編

入社前について
ものづくりに興味をもった背景
大学のロボット製作サークルでものづくりの魅力を実感

高校生で自動車やバイク、ロボットに興味を持ち、大学は工学部へと進学しました。大学では専門知識の習得に励みつつ、課外サークルで遠隔操作ロボットを製作する活動に参加。サークルでは他のメンバーと意見を交えながら、力を合わせて1つの作品を作り出す経験を重ねたことが、ものづくりに一層興味をもつきっかけとなりました。

入社前後の製造業に対する印象の変化
現場作業だけでない製造業の奥深さを発見

入社前は、製品の加工のみに従事するイメージを製造業に抱いていました。しかし、実際に入社して経験したのは、現場での作業に加えて事前の段取りや製作した製品の評価、お客様や協力会社との面談など…。ものを作る以外の仕事も事業を継続する上で重要なことがあると知りました。

学生時代の経験の活かし方
サークル活動の経験が現在の業務に直結

サークル活動で体験した計画立案やアイデア出し、進捗の管理や想定外の事象への対応など、業務と重なる部分があるため、その経験は現在も活かせていると感じます。また、新しい技術への好奇心についても、サークル活動や大学の講義で機械系以外の分野を学んだ前向きな姿勢が役立っています。

仕事について
メタルスリーブ事業での開発業務とは
メタルスリーブ開発で量産化への課題解決

以前所属していたメタルスリーブ事業部では、主にお客様から依頼された新仕様のメタルスリーブの試作や性能評価を担当。お客様の要求通りの形状にスリーブを製作する条件は何か、安定した品質で製作できているか、また品質を保証するためにはどのような評価が必要かなど、あらゆる角度からスリーブの量産に向けて検討する日々でした。

現在の仕事内容
タイ工場で品質保証のアドバイザーとして活躍

現在はフォージング事業部に所属し、鍛造工場の品質保証部門アドバイザーを担当。製品量産時に発生する品質不良の問題や困りごとを解消するため、現場スタッフへの助言・課題解決に向けた調査や試作も担います。また、お客様やサプライヤー様の日本人担当者との窓口となり、円滑な業務を支えるために情報の聞き取りなども行います。

仕事の魅力・誇りに思うこと
世界中の自動車に組み込まれる部品への誇り

世界中で利用される自動車やバイクといったモビリティーの中に、自分たちが製作した鍛造部品が組み込まれている…。想像すると、私たちの日々の業務が多くの人の生活を支えているのだと誇らしく思います。また、新しい製品の試作で実際に製品が完成すると、これからどのような製品になるのだろうと胸が高鳴ります。

仕事上のこだわり・大事にしていること
自分で考え、早めの報告・相談を徹底

「まずは自分で考える」と「早めに報告・相談する」ことを意識しています。開発中に課題にぶつかったり、量産では不具合の発生もあります。そういうときは、自分で考えて原因の発見や改善に努めています。ただし、1人で抱え込まず、こまめに関係者に進捗状況を報告・相談します。

仕事のやりがいを実感したエピソード
チーム連携で困難な問題を乗り越えた成功体験

メタルスリーブ事業で開発を担当していた時に、想定外の問題発生により、改善に時間がかかりました。当時はすべて自分で解決しなければならないと考えていましたが、他の社員に相談したり手助けをしてもらった結果、少しずつ改善。無事に問題解決に至りました。この経験を経て、フォージング事業でもタイ人スタッフと積極的にコミュニケーションをとり、品質保証業務に取り組んでいます。

会社について
入社時の不安とその解消方法
手厚いサポートで職人気質への不安も解消

製造業には職人気質な人や気難しい人が多いのではないか、漠然とした不安がありました。しかし実際は業務に関して丁寧に指導してもらい、問題があった際は相談に乗ってもらいながら一緒に解決に向けて考えをまとめてもらえるなど、手厚いサポートを受けました。

遠藤製作所の強さ・誇り
多分野展開で培った技術力と新価値創造の可能性

各事業のお客様が要求されるニーズに応えられる技術力は、多分野への事業展開による力の結集だと思います。また1分野に縛られないことで、新しい価値を創造できる可能性も秘めています。遠藤製作所はこれまでの歴史を通じて、さまざまな事業に取り組んできましたが、その考え方が受け継がれているのだと思います。

職場とスタッフの雰囲気
日本人駐在員とタイ人スタッフの良好な関係

私と同様に駐在している日本人社員は、業務はもちろん業務以外でも抱えている課題・問題について相談できるくらいの関係性を構築しています。また、タイ工場のタイ人スタッフも明るい雰囲気の方が多く、業務にも真面目な印象です。

働きやすさを実感するポイント
意見交換しやすい環境で積極的な発信が可能

「自分の考えを発信しやすい環境」が働きやすいポイントです。意見が異なる場合も、お互いの考えを出しあって、すりあわせながら、納得感をもって作業を進められています

これからの目標・ビジョン
タイでの経験を会社に還元できる人材を目指す

まだまだ実力不足な点も否めませんが、タイの工場でしか経験できないことに注力したいと考えています。そして、少しでも会社に還元できるように頑張ります。

Daily Schedule 1日の流れ

7:50
出勤
8:15
ラジオ体操、全体朝礼、現場パトロール
9:00
部門内打ち合わせ、 定例ミーティング、書類作成
12:00
昼食
13:00
部門内打ち合わせ、社内検証立ち会い、書類作成 
17:30
退勤
Y.I. | 鍛造分野

About Private プライベート編

プライベートについて
仕事の合間や休日のリフレッシュ方法
ゴルフ練習とタイ文化探索でリフレッシュ

休日は、ゴルフの練習をしたり、散策したりして気分転換します。日本とは違う風景に刺激をもらったり、タイならではの面白いものがないか探検する感覚で散策しています。これまで、タイの文化について触れる機会が少なかったので、少しずつ体験していこうと考えています。

休日の過ごし方
未経験から始めたゴルフで新たな楽しみを発見

休日はタイに赴任してから始めたゴルフの練習をします。最初はゴルフクラブにボールを当てることも難しかったのですが、練習したり、社内コンペに参加する中で徐々にではありますが、ボールの飛距離が伸びてきて…。段々と楽しくなってきました。

充実した日々を送るために、大切にしていること
効率的な業務とオン・オフ切り替えで充実した毎日

しっかりと、オン・オフを切り替えるように意識しています。忙しい場面であっても、業務時間内で効率的に作業を終わらせるように段取りします。一方で休日の時は業務のことを意識せず、遊びや休息に集中し、心身をリフレッシュさせて次の業務に向けてエネルギーを蓄えるようにしています。

Message to You 最後に

最後に
新入社員や後輩に向けてのメッセージ
積極的な相談と失敗を恐れない挑戦を

仕事に関する不安・心配は、上司や先輩社員に積極的に相談しましょう。みなさんの力になってくれるはずです。また、これまでやったことがないこと、新しいことを任された時も、失敗を恐れずに取り組んでください。失敗した分だけ成長も期待できると思います。一緒に遠藤製作所を盛り上げていきましょう。